こんにちは、昭和住宅の宮崎です。

昭和住宅の新ショールーム「IKOI（いこい）」は着々と工事が進み、ついに全貌が見えてきました。（https://www.showa-jutaku.co.jp/homenew/staff/2396/）

今日は、そんな新ショールームの注目すべき特徴の一つ、“軒天”についてご紹介したいと思います。

大きく突き出たユニークな形状も見どころの一つですが、皆さんに知っていただきたいのは、軒天裏に使用している木材についてです。

今回、新ショールームの軒天裏に使用しているのは、“レッドシダー”というカナダ原産の木材。

かつてカナダの先住民たちは、この木から家やカヌー、薬、衣類など生活用具のすべてをまかない、「生命の木」と呼んでいたといわれています。

レッドシダーを取り入れた建築には、自然素材ならではのぬくもりと、陽光と陰影が織りなす深い表現が漂い、新鮮でいてどこか懐かしい、愛着を感じさせる佇まいが生まれます。

また、レッドシダーは吸湿しにくい性質をもち、湿度が変化しても寸法の変動が小さく収縮率が低いため、濡れたり乾いたりを繰り返しても、反りや曲がり、割れが起きにくい材質。市場に出ている針葉樹材の中でも、もっとも断熱効果に優れているともいわれています。

ぬくもりのある、やわらかい外観のランドマークを目指し、今回はレッドシダーを採用しました。また、反りや曲がり、割れが起きにくく長持ちするという性質から、「永く多くの人に利用していただけるように」との意味合いも込めています。

このように、建築に木を取り入れることは、地球環境との共生を考えるべき今の時代にふさわしいスタイルだと私たちは考えます。

一枚一枚、職人さんの手で木材を貼り合わせて完成した圧巻の軒天裏。

お近くに来られた際には、ぜひ一度ご覧になってくださいね！