安心で安全な
暮らしのために

01

KATARIEが考える
強い家

住宅は、地震・暴風・豪雨・積雪などさまざまな自然の影響を受けることがあります。特に日本は地震が多い国と言われ、自然災害への備えとして地震に強い家を建てることは重要なテーマです。また、昨今の大型台風の発生など住宅構造の強化がますます当然のこととなってきています。

KATARIEが手がける注文住宅は大切なご家族の生命や資産を守る住まい。大地震や台風などで構造躯体が倒壊や損傷をしない家です。国の定めた住宅性能表示制度に基づき安全性を確保し、良質な住宅をみなさまへお届けします。

KATARIEでは、建物の基準を【耐震等級3】【耐風等級2】としています。万が一を想定した家づくりは、全棟で構造計算を行い、建物の安全性を検討・確認。しっかりとした建物の安全性の裏付けも取っています。

耐震等級3

耐震等級1

震度6~7相当の地震でも倒壊・崩壊しない程度。地震後は補修や建て替えが必要になる可能性があります。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の地震による力でも倒壊・崩壊しない程度。地震後は一定の補修が必要になります。

耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の地震による力でも倒壊・崩壊しない程度。地震後は少しの補修で住み続けることが可能です。

災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは多くが耐震等級3で建設されており、一度大きな地震を受けてもダメージが少ないため、その後の余震が来てもより安全に住み続けることができます。

耐風等級2

耐風等級1

「極めて稀」に発生する暴風による力に対して、倒壊、崩壊などせず、「稀」に発生する暴風による力に対して、損傷を生じない程度。

耐風等級2

「極めて稀」に発生する暴風による力の1.25倍の力に対して、倒壊、崩壊などせず、「稀」に発生する暴風による力の1.2倍に対して損傷を生じない程度。

極めて稀に発生とは500年に一度の発生確率を指し、瞬間風速60m程度の風力のこと。2019年、千葉県に大被害をもたらした台風15号は、瞬間最大風速57.5mでした。耐風等級2はその力の1.2倍でも倒壊・崩壊しない強度ということです。
02

地震対策に重要な
【耐震】【制震】

地震に対するには耐震性は必要ですが、それだけだと建物が受ける衝撃が大きくなります。そこでKATARIEでは、Kダンパーを使用。地震に構造の強さで抵抗する「耐震」と、地震エネルギーを効率よく打ち消して建物の変形・損傷を抑える「制震」をバランスよく組み合わせることが大切です。「Kダンパー」は国土交通大臣認定の耐力壁で、壁の強さを表す壁倍率で上位ランクの3.3倍を認定されています。

Kダンパー
2つの性能の相乗効果で住まいを守ります。
【耐震】=フレームの強さで地震に抵抗
【制震】=揺れにブレーキをかけて吸収
Kダンパー

地震性能20年保証

Kダンパーを採用し、規定どおりの施工をされた建物については最大600万円の地震性能保証が受けられます。

03

地盤調査

足元にこだわる

地盤調査とは、地盤がどれだけの重みを支えられるのか、建物を建てた際にその重みでどれだけ沈下変形するかを調べる検査のこと。住宅の基礎や構造躯体が強固であっても地盤が弱ければ沈下により大切な家が傾いてしまいます。KATARIEでは耐震性を含めより大きな耐力を確保するため全物件についてスウェーデン式サウンディング法による地盤調査をおこない、地盤の硬軟や締まり具合を調査します。

GEOTECHNICAL
INVESTIGATION

20年の
地盤保証

軟弱地盤と判定された場合は「地表地盤改良」や「柱状地盤改良」「鋼管杭」など、地盤に適した措置を講じます。また、KATARIEの建物については補強の有無にかかわらず、全て20年の地盤保証をつけています。

地表地盤改良

表層地盤が浅い0.25~1.0m程度の軟らかい層に採用します。固化剤を混合し改良。転圧して板状になった地盤が荷重を分散します。

柱状地盤改良

軟弱地盤が続く場合、固化剤を柱状に混入して改良。設計地盤まで掘削し、地中でできる大きなコンクリートの柱が建物を支えます。

鋼管杭

スクリューのついた鋼管を回転させ支持層となる強固な地盤まで挿入。鋼管が住宅の荷重を直接堅固な支持層に伝えます。

04

基礎工事

建物を支える高耐久ベタ基礎

軟弱地盤等にも対応が可能なベタ基礎工法を標準で採用しています。建物の荷重を地盤に対し面で伝える構造なので、布基礎工法に比べより建物の荷重を分散させることができ、地耐力が不足している場合に適した基礎仕様になります。

行政や建築検査機関の検査に加え、社内検査部による自主検査を行っています。 検査員は工事部長や工場長、設計部長を経験した住宅のエキスパートばかり。 厳しいチェックで安心の住まいをご提供します。

GROUNDWORK

基礎パッキン工法

ベタ基礎が完成すると次に、基礎と土台の間に隙間を設けて床下の換気をうながすために基礎パッキンを設置。施行後10年間の防蟻保証制度(シロアリ保証)がついております。

基礎パッキンロング

基礎耐震安全性向上

基礎耐力上もっとも厄介な従来型の換気口(断面欠損による弱点)を必要としないので、基礎形状はシンプルで、合理的な配筋施工が図れます。構造上重要な上端筋が換気口で切断されることなく基礎の耐力の安定・向上が図れます。

土台の腐れ防止

基礎パッキンによって土台は直に基礎に接することがなく、土台の下部が通気面となるため、常に乾燥した状態が保持されます。そのため、腐朽菌の発生を未然に防ぐことができます。

換気システムの排出効果

基礎パッキン工法は従来工法の床下換気口の換気能力に比べ、1.5倍~2倍の換気能力を発揮します。

05

木工事

強度に優れた桧集成材の土台

土台にはJAS基準に基づき厳格な品質管理された桧集成材を使用しています。桧は心材の対朽性が高く長期の水・湿度に耐えるのが特長。その良質な部分だけを使用した集成材を土台に使用。製造段階で十分に乾燥させているので、反りや変形が生じにくく均質な強度を実現しています。

鉛直荷重の比較(柱材)

WOOD WORK

柱・土台・梁の接合部も金物で締結

ホールダウン金物は地震時などに柱が土台や梁から抜けるのを防ぐ役割をし、筋交いBOX金物は土台・梁・筋交いの3点で耐力壁をがっちりと固めます。

自社工場によるプレカットシステム

KATARIEを運営する昭和住宅はグループ内で使用する構造材、造作材などすべて自社でプレカット(加工)しています。最新鋭の機械設備と職人の匠の技により作り出される部材によって、徹底的な効率化と品質管理が実現しています。

自社大工による施工

伝統ある軸組在来工法の木造住宅は、長年にわたり大工職人が築き上げてきた匠の技です。徹底した品質管理と技術の継承により自社大工が施工をおこなうことで、いつでも変わらない家づくりをおこなうことが可能です。