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狭小住宅におすすめ!3階建て住宅の魅力とは?【2025年版】


近年、土地の狭い都市部を中心に3階建て住宅の人気が高まっています。

この記事では、3階建て住宅を建てるメリット、費用相場の目安などをご紹介しましょう。

目次
■3階建て住宅を建てるメリット
■3階建て住宅の費用相場
■まとめ

● 3階建て住宅を建てるメリット

住まいを縦長にする「3階建て住宅」を建てる様々なメリットを見ていきましょう。

・開放感のある眺望

3階建て住宅に大きなバルコニーを設置すると、2階建てよりも開放感のある眺望に満足するでしょう。

3階部分に家族が集うリビングを設置すると、吹き抜けや天窓から明るい光と風を取り込むことができます。

特に都市部は住宅が密集しているため、3階建ての方が明るい住まい作りが実現するのです。

・狭い土地を活用できる

3階建てなら、土地の面積が小さくても建物の総床面積(延床面積)をしっかりと確保することができます。例えば、15坪の土地でも、3階建てにすることで約30~35坪の延床面積を実現可能。部屋数を確保しながら、リビングも広々と取れるのは大きなメリットです。

また、狭い土地を有効活用できるため、駅チカなど立地条件が良い場所を選ぶことが可能です。
都市部では広い土地は購入するのは難しいですが、狭小地を購入して戸建てが欲しいという方に最適ではないでしょうか。
繁華街の近くの土地は狭くて地価が高いですが、一戸建てや2階建てよりも土地の選択肢が広くなります。

・収納・趣味のスペースも確保できる

3階建てにすると2階建てよりもフロアが増えるため住居スペースの他にもスペースを有効活用できます。

(例えば)
・1階:玄関・水回り・個室
 親世帯や子ども部屋、または在宅ワークスペースに最適です。

・2階:LDK(リビング・ダイニング・キッチン)
 日当たりの良い中間層に配置することで、明るく風通しのよい快適空間に。

・3階:主寝室+収納・書斎
 プライベート空間として使えるため、静かで落ち着いた時間を過ごせます。

このように、家族のライフスタイルに合わせて機能的な間取りを実現できるのは3階建てならではです。
ご家族それぞれの趣味に合わせて、書斎やシアタールーム、駐車スペースなどもつくることができます。

・店舗と住居を組み合わせた住まい作り

3階建て住宅は、1階は店舗や事務所にして、2階と3階は居住スペースにすることが可能です。
1階を仕事場にすれば、通勤時間の短縮となり、家族と一緒に過ごす時間も増えます。
その他にも、自分の住居スペースとは別に1階部分を賃貸住宅にすれば家賃収入を得ることも可能です。

親世帯と子世帯の人数に合わせて、1階を親世帯、2階と3階を子世帯にする2世帯住宅として使う場合にも有効です。

● 3階建て住宅の費用相場

3階建て注文住宅における坪単価の相場は住宅会社や地域差、住宅の仕様によって異なりますが、一般的に70万円~120万円の坪単価となります。

一坪当たりにかかる住宅の建築費用の算出方法に規定はなく、建物の建築費用・設備も含まれた金額の場合もあります。

坪単価の表示額は住宅メーカーによって異なり、木造住宅か鉄筋コンクリート住宅のどちらで建てるかによっても違ってきます。

3階建て住宅のトータル費用は敷地面積や坪単価、間取りを住宅メーカーに相談しましょう。

● まとめ

3階建ての注文住宅の場合は、狭い土地でも居住スペースを広く確保できるのがメリットです。
土地価格の高いエリアでも、面積の小さな土地を選べば、総予算を抑えつつ利便性の高い場所に住むことができます。狭小地を活かした3階建て住宅は、まさに“コスパの良いマイホーム”といえるでしょう。
「狭いから無理」とあきらめるのではなく、「狭いからこそ活かす」工夫ができるのが3階建て住宅の最大の魅力です。

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