
2025.12.15マイホーム

「どこに物がしまっているか分からない……」
「床に物がいっぱいで足の踏み場がない……」
掃除をしてもすぐに散らかってしまう場合は、収納方法そのものを見直すタイミングかもしれません。今回は、家庭で収納スペースをつくる際の“3つの基本ポイント”と、誰でも挑戦しやすい収納DIYアイデアをご紹介します。

「しまいたいものはまだあるのに、棚はもう満杯……」
そんな時こそ、空間の“縦方向”に目を向けてみましょう。
例えばキッチン。
コンロ前の壁にフックを取り付ければ、調理器具を吊るしてすっきり収納できます。
トイレのような狭い空間でも、天井近くに棚を設けることでトイレットペーパーや掃除用品の置き場所に早変わり。
洗濯機の上も立派な収納スペースです。
特にドラム式なら上に棚を取り付けることで、洗剤がすぐに取り出せて便利になります。
収納は「置ければいい」というものではありません。
普段の生活動線を考慮することで、家事の効率が大きく変わります。
キッチンでは、道具や調味料の置き場所を固定しておくと、必要なものに手がすぐ届き、動き回らずに作業できます。
ランドリースペースなど立って作業する場所では、キャスター付き収納ボックスが便利です。
普段は壁際に寄せておき、使いたい時だけ移動させればOK。
掃除の際に持ち上げてどかす必要もありません。
100円ショップには収納に使えるアイテムが多数そろっています。
おしゃれでスッキリ見せるコツは、ずばり 「統一感」。
同じデザインの瓶に調味料を詰め替えたり、冷蔵庫の中を同デザインのケースで分類するだけで、驚くほど整って見えます。
ティッシュやキッチンペーパーも、カバーをかけるだけで生活感を抑えられます。
白・青・木目など、室内のテーマカラーに合わせてそろえると、より統一感が出ます。
誰でもできて、すぐ実践できる“暮らしが変わるDIY”
ここからは、今回の内容にぴったり合う
「やってみたくなる収納DIY」を3つご紹介します。
壁面をおしゃれに活かす万能収納
有孔ボードは、初心者でも挑戦しやすい収納DIY。
フック・棚受け・カゴなどを自由に組み合わせられるので、使い方は無限大です。
おすすめの使い方:
• キッチンの調理器具
• デスク周りの文房具
• 玄関の鍵・帽子・バッグ
「見せる収納」としてインテリア性が高く、100均でも専用パーツが揃うためコスパも抜群です。
“もったいない”上部空間を有効活用
洗濯機の上は収納に最適なデッドスペース。
突っ張り棒と棚板があれば、簡単に“洗剤やタオルの定位置”をつくれます。
メリット:
• 洗濯グッズが取りやすい
• 生活動線がスムーズ
• 一気に片付くため見た目もスッキリ
家族が多い家ほど、効果を実感しやすいDIYです。
100均材料で作れる“見せる収納”
キッチンは小物が多く、散らかりやすい場所。
木材やスノコを使って調味料棚をDIYすると、統一感が生まれて使い勝手が劇的に向上します。
ポイント:
• 瓶の高さに合わせて段を調整できる
• 詰め替え容器で並べればカフェ風に
• コンロ横の隙間にも置ける省スペース設計が簡単
「見える位置にある」「取りやすい」収納は、料理の効率もアップします。
収納スペースを少し工夫するだけで、
掃除の手間を省き、必要なものがすぐ取り出せる“快適な暮らし”が実現します。
• 使われていない“縦の空間”を活用する
• 動線を意識した使いやすい配置にする
• 100均アイテムで統一感を出す
• DIYで自分らしい収納にカスタマイズする
これらのポイントを押さえることで、
家の中が驚くほど散らかりにくくなり、毎日の生活にゆとりが生まれます。
ぜひ今回のコツとDIYを参考に、
おしゃれで機能的な収納空間づくりにチャレンジしてみてください。