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住宅ローンの審査が通らなかった…!考えられる原因は?【2022年版】

新築一戸建てを購入する際には、住宅ローンを組んで購入することが一般的となっていますが、住宅ローンを実際に申し込む際には、事前審査(仮審査)と本審査を行うことが一般的になっています。
審査に通れば問題なく住宅ローンを組むことができますが、審査に通らなければ、そのローンを組むこともできなくなり、ローンの額を減らすか、違う銀行に再度申し込む必要があります。

ですが、他の銀行でも必ず審査が通るとは限りません。
なぜ審査に落ちてしまったのかは、銀行側は開示してくれないため、はっきりとした原因を知ることができません。
そこで今回は、住宅ローンの審査が通らない時に考えられるいくつかの原因を解説していきましょう。

住宅ローンの事前審査に落ちてしまう原因とは?

書類とカード

事前審査に落ちてしまう原因には、いくつか種類があります。

・住宅ローン以外にローンを組んでいる場合
住宅ローン以外にローンを組んでいることで、事前審査に落ちてしまうことや減額されることは多いです。
ローンを組めるのは銀行によって違いがありますが、一般的には融資可能とする返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)が年収の約35%以内(※銀行により異なります)となっています。
それを超えてしまうと返済能力がないと判断されてしまうので、ローン審査に落ちてしまうことや減額されることが考えられます。
自動車ローンや教育ローン、カードローンの額が大きいことで審査に通らないことが予想できるので、返済できるものは返済してから、住宅ローンを組むと良いでしょう。

・過去に支払い遅延があった場合
クレジットカードで買い物をする人は多いでしょうが、引き落としに間に合わないことが複数回あった場合には、延滞履歴が残る可能性が高いので、審査に落ちてしまうことがあります。

・携帯電話料金が問題の場合
携帯電話やタブレット端末の本体料金を分割して毎月の電話料金とあわせて支払う場合、本体料金の分割支払いは割賦契約となるため、個人信用情報機関にその情報が登録されます。毎月きちんと支払いをすれば問題ありませんが、延滞があると住宅ローン審査で不利になります。

・クレジットカードのキャッシング機能による場合
クレジットカードを複数持っているのであれば、キャッシング機能によって審査に落ちてしまう可能性もあります。
キャッシング可能額の合計が高額である場合には、将来借りる可能性があると判断されて審査に落とされてしまうのです。
使わないクレジットカードは解約するか、キャッシング機能を停止するようにしましょう。

・年齢や勤続年数がみられる場合
年齢や勤続年数などで審査基準を満たさないと審査を通ることができない場合があります。
国土交通省の調査結果でも「完済時年齢」と「借入時年齢」が重視されていたように、完済時の年齢については80歳未満であることが判断の分かれ目となります。
転職したばかりで勤務年数が短かかったり、不安定な雇用形態である場合には、融資の対象として金融機関からの信用を得ることが難しくなる場合もあります。

本審査に落ちてしまう原因とは?

書類と電卓

事前審査に通ったにも関わらず、本審査に落ちてしまう原因としては、健康問題が挙げられます。

住宅ローンを組む際には、借入者が事故や病気によって、障害を残した場合や死亡した場合に保険金が支払われる団体信用生命保険へ加入することをオススメしていますが、手術歴や治療歴、投薬履歴、機能障害などの様々な健康状態を告知することが必要になります。

正しく記入することが絶対条件となり、問題があれば審査に通ることができません。
そのため、健康であることが何よりも大切となるでしょう。

■事前確認することが重要
住宅ローンの審査が落ちる要因は、様々です。
キャッシングをしたことがないため、自分は大丈夫だろうと安易に考えるのではなく、住宅ローン以外の残高や持っているクレジットカードを今一度見直して、審査に通るよう必ず確認することが大切です。

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