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理想的な注文住宅を実現するための間取りの決め方【2024年版】

注文住宅の間取りを決めるのはワクワクする一方で、後悔したくない緊張感もあります。

家族みんなが毎日快適に過ごせるように、失敗しない間取りを決めるのはどうすれば良いでしょうか?

そこで今回は、注文住宅における間取りの決め方のコツをご紹介しましょう。


●注文住宅の間取りの決め方

ご家族のそれぞれ家の間取りに対するご要望はそれぞれ異なると思いますので、最終的にはご意見をすり合わせていく必要があります。

家の動線計画や水回り設備、窓の配置位置、収納スペースなどは間取りを決める際の基本となります。

では、早速、間取りの決め方の方法を見ていきましょう。

●家事がしやすい動線

日常生活において、炊事、洗濯、育児などを行うので、それらの家事動線を意識して間取りを決めます。

2階建て以上の家の間取りの決め方は、まずは、階段と玄関の位置を決めるところから始めましょう。

玄関からそのまま2階に上がれるようにするか、リビング経由にするかによって居室の間取りも変わります。

玄関からキッチンまでの距離が近いと、食料品の買い物の動線がスムーズになります。

●日当たり・採光・風通し

家族が長い時間を過ごすリビングは、日当たり・採光・風通しが良くなるよう意識しましょう。
窓は異なる面に2つ以上あるように配置し、1つの部屋に窓を複数配置すると良いです。

窓には採光を調節するという役割があり、光や新鮮な空気を室内に取り入れることができます。
窓の位置は窓を向かい合うように設置すると、風が通り抜けやすく、光を効率良く取り入れることができます。

バルコニーの位置も日当たりが良くなるように設計します。
最近では、バルコニーを設けない家も多く見られるようになりました。
共働き家庭が増えるのにともない、天候や時間を気にせずに洗濯ができる〈室内物干しスペース〉へのニーズが高まっています。
ランドリースペースを設けたり、洗面所や2階ホール等に室内物干しを設置する家庭も増えてきています。

トイレや納戸のような場所は日当たり・採光・風通しの優先順位は低くて問題ありません。

●水廻りは近いところに集約

水廻りは、可能な限り近い位置に集めることをお勧めします。
水廻りを近いところで集約させることで下記の4つのメリットがあります。
・工事費が比較的安い
・メンテナンスがしやすい
・分散していないので排水音が気になりにくい
・プランに無駄がなくなる

●収納スペース

収納スペースは家の大きさ、家族の人数などの条件によって、
複数の場所に分けて作ります。

各居室の収納や玄関収納、リビング収納など様々な場所に設けると便利です。

キッチン近くにパントリーを設置することで、食料品や調味料などをきれいに収納することができます。
また、1階にファミリークロゼットを設けて、コートやタオル等を収納しておくのも便利です。子供さんが小学生くらいまでは親が着替えのサポートをすることが多いので、1階で家族の衣類の管理ができる収納は特に子育てファミリーに人気です。

収納スペースを使用する頻度に合わせて備え付けの収納にしたり、納戸や屋根裏を設置するなど場所を決めると良いでしょう。


●まとめ

基本的なことを中心にご紹介しましたが、より良い注文住宅づくりのためにはこの他にも考えたいことが多くあります。

後悔しない注文住宅は、間取りの決め方がとても大切です。

家族みんなで意見を出し合い、生活動線を意識して適切な間取りを決めていきましょう。

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